展示会用と通常営業資料の違い
展示会 営業資料 作り方で最初に押さえるべきは、通常の営業資料との違いです。読む環境・時間・目的が根本的に違うため、同じ資料を使い回すと必ず失敗します。
| 項目 | 通常営業資料 | 展示会資料 |
|---|---|---|
| 想定読了時間 | 30分〜1時間 | 3分以内 |
| ページ数 | 20〜40枚 | 6〜8枚 |
| 文字密度 | 中 | 極低 |
| 読む環境 | 着席・静か | 立ち読み・騒がしい |
| ゴール | 商談化 | 名刺交換・興味獲得 |
展示会では、来場者は1社あたり平均2〜3分しか立ち止まりません。その間に名刺交換・簡単な説明・資料受け渡しを完了させる必要があります。展示会 配布資料 構成は「短時間で興味を惹き、後日の商談につなげる」ことに特化すべきです。
3分で伝わる構成テンプレート
展示会用の営業資料は8枚以内が鉄則です。以下の構成テンプレートに沿って作れば、3分で読み切れる資料が完成します。
- 1
表紙
サービス名+一言で何の会社かを大きく記載します。展示会場では3秒で通過される可能性が高いため、「何の会社か」が一瞬で伝わる文字サイズ(48pt以上)が必須です。
- 2
一言価値
「〇〇を〇〇できる」という短いフレーズで価値を伝えます。「営業資料をAIで10分で作れるサービス」のように、機能ではなく顧客メリットを1文で表現します。
- 3
課題
ターゲット顧客が抱える典型的な課題を1〜2つ挙げます。読み手が「うちの課題と同じだ」と感じれば、次のスライドに進む動機が生まれます。
- 4
解決策
自社サービスがどう課題を解決するかを、1枚のスライドで完結させます。機能の詳細ではなく、導入後にどう変わるかを図解で示します。
- 5
実績
導入企業ロゴまたは数字(導入社数・顧客満足度など)を大きく見せます。社会的証明として展示会で最も効くスライドです。
- 6
料金
価格帯を概算で記載します。詳細は後日でOKですが、「月額〇〇円〜」という目安を出すことで、検討段階が明確になります。
- 7
CTA
「デモを見る」「無料トライアル」など、次のアクションを1つに絞って明示します。複数の選択肢を出すと決められなくなります。
- 8
連絡先
会社ロゴ・担当者・QRコード・WebサイトURLを記載します。QRコードは必須です。展示会場で名刺管理は煩雑なため、QR経由でLPへ誘導する方が歩留まりが上がります。
展示会資料のデザインルール
展示会場は立ち読み・騒がしい環境が前提です。以下の3つのデザインルールを守らないと、中身がどれほど優れていても読まれません。
文字サイズは24pt以上
展示会場は立ち読みが前提のため、30cm以上離れて読まれます。通常の14ptでは視認できません。タイトル36pt以上、本文24pt以上を徹底します。
情報密度を下げる
1枚のスライドに情報を詰め込まず、「1枚1メッセージ」を守ります。通常の営業資料の半分以下の情報量で十分です。
QRコードを必須化
全スライドにQRコードを配置し、いつでもLPに飛べるようにします。名刺交換のハードルを下げ、見込み顧客の取りこぼしを防ぎます。
フォローアップ資料との使い分け
展示会では2種類の資料を用意します。1つは展示会当日に配る「配布用」(8枚以内)、もう1つは後日メールで送る「フォローアップ用」(20〜30枚の通常営業資料)です。この2段構成が成約率を高めます。
当日配布用
8枚・3分で読める
興味を惹くことに特化。QR経由でLPに誘導
フォローアップ用
20〜30枚・詳細版
後日メール送付。検討を深めることに特化
展示会 フォロー 資料は展示会翌日〜3日以内にメールで送るのが鉄則です。1週間経つと、来場者は自社を忘れてしまいます。フォローアップ用資料は事前に準備しておき、テンプレートメールに添付するだけで送れる状態にしておきます。
実践チェックリスト
展示会出展前の最終チェック
- ✓ページ数は8枚以内に収まっているか
- ✓文字サイズは全ページ24pt以上か
- ✓1枚1メッセージを守れているか
- ✓QRコードが全ページにあるか
- ✓表紙で「何の会社か」が3秒で伝わるか
- ✓配布用と商談用を分けているか
このチェックリストを出展前日に社内で確認するだけで、展示会 営業資料 作り方の失敗を大幅に減らせます。特にQRコードの配置漏れは成果を半減させるため、必ず全ページに入れてください。
やりがちな失敗
通常の営業資料をそのまま配る
30枚の営業資料を展示会で配っても、読む時間がないため捨てられます。展示会用は6〜8枚に絞った別バージョンを作ることが必須です。
文字が小さすぎる
展示会場で立ち読みされることを忘れ、14ptのまま印刷している資料がよくあります。24pt以上を徹底しないと読まれません。
まとめ
展示会・イベント用の営業資料は、通常の営業資料と全く別物です。「3分で読める・8枚以内・文字24pt以上・QR必須」の4原則を守り、配布用とフォローアップ用を2段構成で準備してください。展示会 営業資料 作り方の成否は、この準備の丁寧さで決まります。